名古屋のあの店がこんなところに! [日々のあれこれ]
先日、時々週末に買い物に出かけるジャスコに久しぶりに行ったら、なんと、「コメダ珈琲店」ができていてびっくり!!
コメダ珈琲は、名古屋ではとっても有名で、おそらく知らない人はいないでしょう。
知らない方のためにちょっと解説をすると、コメダ珈琲は1968年に名古屋に1号店がオープンして以来、現在は愛知県を中心にに465店舗を展開しているコーヒーショップ。最近、関東地区にも積極的に進出する、というニュースを読んで、都心では池袋にできたのは知っていたけれど、こんなに近くにできたとは!
名古屋人の私としては、とっても嬉しくて、懐かしくて、ついついお店に入ってしまいました。
バズは小倉トーストをオーダー。
なぜコメダが名古屋人に人気があるか、一言でいえばそれは「お得感」でしょうか。名古屋の人はケチなので、名古屋弁でいうと基本的に「お値打ち」でなければダメ。
たとえば・・・
- 朝11時までにコーヒー(一杯名古屋だと380円、関東地区だと400円)を払うとゆで卵とトーストが無料でついている。
- ドリンクを頼むと豆菓子が必ずついてきて、しかもこれは10円でお変わりが可能。
- サンドウィッチは昔から変わらぬボリュームで、これだけで十分にお腹がふくれる。
- 猫舌の人のために、熱していないカップに少々ぬるめの珈琲を入れてもらえる。
- 店内には常時20冊以上の雑誌や新聞が置いてあり、店内はゆったりとしている。(通常の飲食店は1坪2席だが、コメダでは平均60坪の店舗に100席
- 駐車場が広い(これは名古屋の人には必須。なぜなら名古屋の人は、十分に徒歩圏内でも車で移動するため。)などなど・・・
私が東京に来て思ったのは、ドトールやスターバックス以外だと喫茶店がすぐに見つからない、ってこと。名古屋って、喫茶店の数が多いんです。しかも、ちょっと小奇麗でしゃれたお店が結構多いんです。まぁ、コメダはしゃれた喫茶店とはいかないけれど、名古屋の人にとっては長居できる喫茶店っていうところでしょうか。
実際、名古屋市総務局の統計・分析によると、喫茶店数は、東京都区部を加えた13大都市中、大阪市、東京都区部に続いて3位。都市内の全事業所数(民営)に占める割合でみると1位。1世帯当たり年間の喫茶代は、2位以下を大きく引き離して第1位。しかも昭和48(1973)年以降ずっと首位らしいです。
なぜ名古屋で喫茶店がよく利用されるかについては色々と説あるけれど、茶文化が盛んな名古屋では、おもてなしの文化に通じているのではないかという考え方があります。
それにしても比較的近いところにコメダができてうれしいな♪ しかも買い物帰りに、名古屋にいるような気分に浸りながらちょっと一杯コーヒーを飲めるのがいい。東京に住んで7年。やっぱり故郷の名古屋の方がいい私です・・・。
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